氷菓

こんにちは、ぼんどです。

そう言えば、僕、アニメの「氷菓」が好きなんです。
厳密には、原作も好きですし、番組のラジオも好きですが。

「君を変えたアニメはなんですか?」
と聞かれたら、間違えなくあげる作品です。

そんな『氷菓』は米澤穂信さん原作、<古典部>シリーズをアニメ化した際のタイトルでもあり、同シリーズ第1巻の原作タイトルでもあります。
(後は任せたぞ。Wikipedia…)

今回はその中で好きなセリフを、3つだけ紹介します。
(何でって?ネタに困ったときに小出しにするからです!!)

ネタバレを含む可能性がありますので、ご注意を











1

やらなくていいことはやらない。やらなければならないことは手短に。

これは避けては通れない、本作のトップオブ名言。

この物語の主人公、折木奉太郎(おれき・ほうたろう)のモットーであり、彼の省エネ主義を表す言葉。

さて、彼の『やらなければならないこと』がどう変わり、どう変わらないのか、それが本作の見所の一つでもあります。

2

全ては主観性を失って、歴史的遠近法の彼方で古典になっていく。いつの日か、現在の私たちも、未来の誰かの古典となるのだろう

古典部の文集『氷菓』のアーカイブ版での一言。折木にとっては大先輩にあたる人の書いた文章になります。

これはもう、『歴史的遠近法』という言葉の時点で高まりました。
なんだ、このチョイスは。どうすれば、その言葉が出てくるのだろうか。

まだまだ、僕も言葉の選択に対する推敲が不足している。
これを見るたびにいつも思います。

3

心からの言葉ではない。それを嘘と呼ぶのは君の自由よ。

出典や状況は言いませんが、このセリフ、滅茶苦茶好きなんですよね。

良く言えば、一つの事象に対する多角的な解釈。
悪く言えば、ひどく残酷な婉曲表現。

自分の立場で発した言葉が、必ずしも相手の意図や感情と合うとは限らない。
それをよく表した言葉だと思います。


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